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2012年11月 3日 (土)

新国立バレエ 「シルヴィア」 11/2

マナーの悪い観客に集中力をそがれた残念な鑑賞になりました。

2012年11月2日 新国立劇場 オペラパレス

振付:デヴィット・ビントレー

主な配役

家庭教師/シルヴィア:佐久間奈緒(バーミンガム・ロイヤル・バレエ)
召使/アミンタ:ツァオ・チー(バーミンガム・ロイヤル・バレエ)
伯爵夫人/ダイアナ:本島美和
庭師/エロス/海賊:福田圭吾
伯爵/オライオン:厚地康雄

指揮:ポール・マーフィー
演奏:東京フィルハーモニー交響楽団

公式サイトはこちらです。
http://nnttballet.info/2012sylvia/

詳しいストーリーは公式サイトを見ていただきたいと思いますが、現実とファンタジーを交
錯させたほのぼのする物語でした。ただ第3幕のシルヴィアとアミンタの再会はなんだか
取ってつけたようで、ストーリー展開としてはちょっと苦しかったかな。
衣装や舞台装置はおそらくバーミンガム・ロイヤル・バレエとの共作というか共同使用なの
だと思いますが、十分なお金と手間をかけたと思われるもので、ファンタジーの世界を作り
出すにはぴったりでした。ただ私が見に行ったこの日に出演した女性ダンサーはみんな小
柄だったせいか、シルヴィア、ダイアナ、ニンフたちの衣装は少々子どもっぽく見え、キュ
ーピッドのようでした。もう少し凛々しさを感じさせるものだともっと良かったと思います。

ビントレー氏はあまり振付に超絶技巧を使わないという印象があったのですが、男性ダン
サーの振付やシルヴィアとアミンタのパ・ド・ドゥにはかなり高度なジャンプや足技、リフトが
使われており、これをなんなく踊りこなした佐久間奈緒、本島美和、ツァオ・チー、厚地康
雄はとても見事でした。庭師/エロスの福田圭吾もとても味のある演技で物語に厚みを与
えており、義足をつけて踊った海賊のソロも見事でした。東フィルの演奏も安定したいい音
を出しており、安心して舞台を見ることができました。

しかししかし、最初に書いたようにまわりの観客に恵まれず、舞台になかなか集中できな
かったのは本当に残念でした。この方はおそらく病気の方だと思うので、文句を言うわけ
にはいきませんが、私の近くに座っていた男性客が上演中にいつ独り言を言い始めるか
と気が気ではありませんでした。
許せないのは同じく私の近くに座っていた中年男女で、マナーは最低。第一幕はずっとご
にょごにょとおしゃべり。第二幕は幕間に借りてきたオペラグラスをのぞいて、大きく見え
すぎるなど何だのと演奏が始まってからも第一幕よりさらに大きな声でおしゃべりを続けて
いました。たまりかねた近くの観客に注意されてからは静かにしていましたが、第三幕で
はまたおしゃべりを始める始末。最低でした。
あえて席番をさらしますが、11月2日に1階14列14、15番に座っていたあなたたち、最
低限のマナーを守れないなら、二度と劇場には来ないでください。大迷惑です。


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コメント

こんにちは。

私も、「シルヴィア」を鑑賞してきましたので、興味深く読ませていただきました。読ませていただいて当日の舞台の美しさが目に浮かんできました。

私もブログに率直な感想を書いてみましたのでよろしかったら見て頂けるとうれしいです。ご意見、ご感想などコメントしてくださると感謝致します。

dezireさん、初めまして。コメントありがとうございます。
久しぶりに新国立バレエの公演を見たのですが、
ダンサーのレベルの高さに感心しました。
今回は残念な鑑賞でしたが、今後の公演にも
行ってみようと思っています。

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