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2013年9月23日 (月)

コジョカル&フォーゲル主演 ミラノ・スカラ座バレエ 「ロミオとジュリエット」 9/22

ビジュアル的にはとても美しかったのですが、化学変化は起きなかったように思います。

2013年9月22日 東京文化会館

振付:ケネス・マクミラン
音楽:セルゲイ・プロコフィエフ

主な配役
ロミオ:フリーデマン・フォーゲル
ジュリエット:アリーナ・コジョカル
マキューシオ:アントニーノ・ステラ
ティボルト:ミック・ゼーニ
ベンヴォーリオ:クリスティアン・ファジェッティ
パリス:マルコ・アゴスティーノ

演奏:東京シティ・フィルハーモニック・オーケストラ 
指揮:デヴィッド・ガーフォース

コジョカルの「ロミジュリ」を見るのは今回が2度目で、3年前のロイヤル・バレエ日本公演
でルパート・ペネファーザーと共演した公演を見て大変感動したのをよく覚えています。3
年前のコジョカル@ジュリエットはロミオに出会って恋したことで初めて自分の意思と考え
を持ち、それを貫くために死を選んだ、いわば自我に目覚めたジュリエットというように私
は受け取ったのですが、今回のコジョカル@ジュリエットはかわいらしいけれど、目先のこ
とやその場のことしか考えていない、あまり人としての成長が感じられないジュリエットで、
私としては残念でした。マクミランの振付を自分のものにして、正確に音楽に乗っていると
ころはさすがだと思うのですが、前日21日に見たオシポワのしなやかで重力を感じさせな
い踊りと比べると、時に器械体操のように見えることもありました。

フォーゲルはまさにロミオで、失礼ですが、踊りの美しさにおいても佇まいにおいてもミラ
ノ・スカラ座バレエの面々より断然優れていて、格の違いを感じさせました。インタビューに
よるとフォーゲルにとってのロミオは「今このときだけを生きている未熟な青年」ということ
で、それはそれでいいのですが、「今このときだけを生きている未熟な青年」の情熱という
か、疾走感が感じられず、結局コジョカル&フォーゲルの2人は何を、どんなドラマを表現
しようとしたのかよくわからん、という不全感だけが残りました。
ただ初共演にも関わらず、とてもすばらしいパートナーシップを見せてくれて、「バルコニ
ー」「寝室」「墓場」のパ・ド・ドゥはとても美しかったので、また日本での共演を期待したいと
思います。

NBS、ミラノ・スカラ座のツイッターに写真や動画があります。
https://twitter.com/nbs_japan/
https://twitter.com/teatroallascala

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