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2013年11月21日 (木)

シルヴィ・ギエム オンステージ 2013

ちょっと物足りない公演でした。

2013年11月17日 東京文化会館

「エチュード」

振付:ハラルド・ランダー
音楽:カール・チェルニー クヌドーゲ・リーサゲル

主な配役

エトワール:川島麻実子、梅澤紘貴、入戸野伊織
白の舞踊手(ソリスト):沖香菜子、河合眞里
東京バレエ団

何回見てもこの「エチュード」は好きになれないのでパスしようかと思ったのですが、新しい
発見があるかもしれないしぃー、ということで見に行ってみました。
前にも似たようなことを書きましたが、女性陣は小顔、美脚の人が多く、踊りもよく揃って
いたので見応えがありましたが、男性陣は体型的にも技術的にもいまひとつ、というのが
率直なところです。売り出し中の梅澤、入戸野の2人はジャニーズ風のさわやかルックス
はいいと思うのですが、梅澤くんは膝が甘い上にあまり柔軟性がなさそうだし、入戸野くん
はフィニッシュで何回もよろけるし、といった欠点やミスが目立ち、さらなる精進が必要だと
思いました。


「カルメン」

振付:マッツ・エック
音楽:ジョルジュ・ビゼー ロディオン・シチェドリン

カルメン:シルヴィ・ギエム
ホセ:マッシモ・ムッル
エスカミリオ:柄本弾
M:高木綾
オフィサー:木村和夫
ジプシー:氷室友
女性たち:奈良春夏、
矢島まい、川島麻実子、河谷まりあ、伝田陽美、三雲友里加
兵士たち:岡崎隼也、松野乃知、岸本秀雄、入戸野伊織、岩村暁斗

プログラムによると、ジョルジュ・ビゼーの歌劇とプロスペル・メリメの小説を基盤にして、
ビゼーとメリメの観点を行き来する、という構成だそうですが、私には難解すぎました。場
面構成もそれぞれの役柄の振り付けも抽象性が高く、ストーリー展開もそれぞれの役柄
の心の動きもわからないまま終わってしまいました。
何を踊っても「ギエムの○○」にしてしまうところが良くも悪くもギエムお姉様の持ち味です
が、さすがにこの作品は難しかったのか、シルヴィ・ギエム独自の役作り、解釈、というの
はあまり見られなかったように思います。どの場面でも、誰に対しても同じテンションでい
る、というところがギエムお姉様なりの「自由人 カルメン」の表現なのかもしれませんが。
「カルメン」に投入された東バの面々はさすがに踊れて表現できる人々ばかりで、ギエム、
マッシモ・ムッルと互角に渡り合っていたと思います。

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