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2014年9月22日 (月)

東京バレエ団 「ドン・キホーテ」 9/21

ロパーティンの笑顔に癒されました。

2014年9月21日 ゆうぽうとホール

主な配役

キトリ/ドゥルシネア姫:アナスタシア・スタシュケヴィチ
バジル:ヴャチェスラフ・ロパーティン
ドン・キホーテ:木村和夫
サンチョ・パンサ:岡崎隼也
ガマーシュ:梅澤紘貴
メルセデス:奈良春夏
エスパーダ:柄本弾
ロレンツォ:永田雄大

指揮:ワレリー・オブジャニコフ
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

エフゲーニャ・オブラスツォーワだけではなく、デヴィッド・ホールバーグまで降板してしまっ
たので、失礼ながら消化試合のような気分で出かけたのですが、スタシュケヴィチ&ロ
パーティン夫妻の胸のすくような正確な踊りに心癒されました。
ロパーティンは小柄ですが、体のラインがきれいで、美しい脚さばきと隅々まで神経が行き
届いたしなやかな踊りはボリショイ・バレエの層の厚さを感じさせました。バジルの演技もと
ても好感が持て、何より人柄の良さがあらわれている笑顔に癒されました。
スタシュケヴィチはもう少し華があるといいかなとは思いましたが、グラン・パ・ド・ドゥの
フェッテはシングルながらずっと腰に手を当てたままほとんど回転軸がぶれない状態で回
り切り、こちらもボリショイ・バレエの底力を感じさせられました。
若いダンサーの皆さんは自分らしさが出しやすいということでコンテンポラリーを踊りたが
る、なんて話を聞きましたが、観客が見たいのは、長年の鍛錬の末に生まれるこういう
美しい踊りなんですよね。いやいや良いものを見せてもらいました。

スタシュケヴィチ&ロパーティンを見るのは初めてだと思っていたのですが、ロパーティン
の丸い顔と頭を見て、いや、絶対ボリショイ・バレエの日本公演で見ているはず、と思って
配役表をひっくり返してみると、2008年の日本公演「白鳥の湖」に「道化」役で出演してい
ました。ちなみにスタシュケヴィチは「4羽の白鳥」を踊っています。このときの「ロットバル
ト」はパーヴェル・ドミトリチェンコでした。今ごろ彼は何を思っているのでしょうか。

若手のダンサーが増えた東京バレエ団の面々ですが、着実に力を付けているようで、一時
期のようなコール・ドのドタバタ感がなくなりましたし、とてもまとまりが出てきたように思い
ます。マラーホフ先生がアーティスティック・アドバイザーに就任したことですし、更なる進
化を期待しています。

こちらにいくつか写真があります。
https://twitter.com/TheTokyoBallet/media

ところで現在療養中のホールバーグさんですが、キプス?が取れたようです。
早く舞台に戻ってきてほしいですね。
https://twitter.com/DavidHallberg/status/511981103599869952

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