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2015年11月14日 (土)

アリシア・アマトリアン&フリーデマン・フォーゲル主演 シュツットガルト・バレエ 「ロミオとジュリエット」 11/13

うーん、ドラマ作りがちょっと弱かったような・・・。

2015年11月13日 東京文化会館

主な配役
ロミオ:フリーデマン・フォーゲル
ジュリエット:アリシア・アマトリアン
ティボルト:ロマン・ノヴィツキー
マキューシオ:ダニエル・カマルゴ
ベンヴォーリオ:パブロ・フォン・シュテルネンフェルス
パリス:コンスタンチン・アレン

長年ペアを組んでいるだけあってクランコ特有の難しいリフト満載のパ・ド・ドゥを流れるよ
うに踊りこなし、本当に美しい2人の舞台でした。
ただ「若者の純愛物語」でもなく、「愛の名のもとに生き急ぎ、死に急いだ若者の物語」でも
なく、「愛によって自我に目覚め、自分の意志を貫いていった若者の物語」とも言えず、「ロ
ミジュリ」を見た!という燃焼感は得られませんでした。

2年前にアリーナ・コジョカルと踊る前のインタビューで、フォーゲルくんはロミオについて
「今このときだけを生きている未熟な青年」と語っていたのですが、やはり2年前と同じよう
に今このときだけを生きる疾走感や向こう見ずなエネルギーは感じられず、何とも残念でし
た。
甘いマスクに均整の取れた長身、ギリシャ彫刻のように美しい筋肉を持つフォーゲルくん
ですが、スヴェトラーナ・ザハロワと同じく、ドラマよりも「人間の肉体とその動きが作り出す
最高の美」を表現するのがフォーゲルくんの持ち味なんだとつくづく思いました。

アマトリアンは今年のバレフェスのときよりもずっと存在感があり、踊りも美しかったのです
が、やはりアマトリアンの描くジュリエットも方向性がわからず残念でした。

と結構ひどいことを書いたのですが、そもそもクランコ版のドラマ作り自体かなりあっさりし
ていて、特に第3幕はさくさく進んでさっさと終わる感じなので2人の責任にするのは酷かも
しれません。
それと私のコンディションも最悪で、咳を抑えようと市販の咳止めを飲んだらもう眠くて眠く
て睡魔と戦いながらの鑑賞というのも辛口感想に影響しているかもしれません。

次は「オネーギン」を見る予定(←西宮公演)ですが、フォーゲルくんがいい意味で予想を
裏切ってくれることを期待します。
こちらに終演後の写真があります。
https://twitter.com/NBS_japan/status/665191898244513792

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