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2017年2月

2017年2月28日 (火)

東京バレエ団 「ウインター・ガラ」 2/22

今年初めてのバレエ鑑賞でした。 

2017年2月22日 オーチャードホール 


「中国の不思議な役人」
振付:モーリス・ベジャール 音楽:ベラ・バルトーク

主な配役
無頼漢の首領  :柄本 弾
第二の無頼漢-娘:宮川新大
ジークフリート :森川茉央
若い男     :伝田陽美
中国の役人   :木村和夫

かなり前に東京バレエ団演じる「中国の不思議な役人」をNHKの放送で見ていま
す。人間の狂気を題材にした作品だそうですが、果たしてこのガラの演目にしたの
が適切だったのか疑問です。木村氏はこれを最後の「中国の役人」にするそうです
が、変わらぬ端正なムーブメントを堪能しました。

「イン・ザ・ナイト」
振付:ジェローム・ロビンス 音楽:フレデリック・ショパン
ピアノ演奏:松木慶子

出演
沖 香奈子-秋元康臣 川島麻実子-ブラウリオ・アルパレス
上野水香-柄本 弾
 

今回が初演で、ニューヨーク・シティバレエなどで活躍したベン・ヒューズさんが
指導をしたとのことですが、出演者たちは果たしてこの作品の肝を理解しているの
かしらん??というのが感想です。じゃあ何がこの作品の肝なのか言ってみろ、と
言われると困りますが、ロビンスが数あるノクターンの中から何故この曲を選んだ
のか、もうちょっと振付と曲想の関連を考えて踊った方がいいのではないかと思い
ました。やはりこのバレエ団の課題は「表現力」ですね。
ブラウリオ・アルパレス
はメキシコ出身でハンブルク・バレエから移籍してきたということですが、東京バ
レエ団にも多国籍化の波がやってきたということでしょうか。

「ボレロ」
振付:モーリス・ベジャール 音楽:モーリス・ラヴェル

出演
オレリー・デュポン
杉本優一 岸本秀雄 森川茉央 永田雄大

見ていてこれほど緊張、興奮、昂揚する舞台は久しぶりでした。女王でも、女神で
もなく、でもとにかく神々しく、コーラスたちを巻き込みながらその神々しさを広
げていくオレリー。「私もコーラスに加わって踊りたい!」という衝動を感じたの
は今回が初めてでした。
今まで見た「ボレロ」の中で断然1位なのはニコラ・ル・リッシュが踊った「ボレ
ロ」でしたが、オレリーの「ボレロ」は間違いなく2位です。
全盛期に比べればテクニック面での衰えはあると思いますが、テクニックを越えた
表現こそがバレエだ!と今回も思いました。芸術監督となり、今後は徐々に舞台か
ら遠ざかっていくと思われるオレリーですが、ぜひこの「表現」を若手に伝えても
らいたいです。

おとといの日曜日にパリ・オペラ座バレエの面々が来日したそうですね。エルヴ
ェ・モロー、マチュー・ガニオの降板は本当に残念ですが、若手ダンサーの活躍を
期待します。

2017年2月15日 (水)

エルヴェ・モロー、マチュー・ガニオ パリ・オペラ座バレエ日本公演を降板

久々に書く記事がこんな記事になるのは残念ですが、エルヴェ・モローとマチュー・ガニオが
降板するそうです。
http://www.nbs.or.jp/blog/news/contents/topmenu/post-705.html

故障は仕方がありませんが、これ以上のキャスト変更がないことを望みます。

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